蒲田温泉で癒やされスルガ銀について考える3
3連休あっという間に最終日ですね。
昨日は真夏のような日差しでしたが頑張って電車を乗り継ぎ「蒲田温泉」に行って参りました。
黒湯につかり、本日目覚めると肩こりがかなり楽になっていました。いやあ、効きます。
若い頃は温泉の効能が実感できなかったのですが、最近は温泉パワーを感じています。
それだけ社畜ライフで疲労が蓄積されたということでしょうけれど・・・。
金曜日にはスルガ銀に対して金融庁の処分が公表されました。
新規の不動産投資向け融資業務の6カ月停止です。
厳しいように感じますが、現在スルガ銀は投資不動産の融資を自主的に止めていますし、いまからスルガ銀にアパート融資を打診する人もいないでしょう。
あまり効果のない「見せかけだけの処分」だと私は分析しています。
上場している銀行をつぶしてしまったら元も子もありませんので当然ですけれど。
今後については他行との資本業務提携の可能性も指摘されています。
スルガには住宅ローンやサーファーローン、バイクローンなどユニークで競争力のある事業がまだ残っています。
一方で、なんの事業もないどうしようもない地銀も多くあります。
東北や山陰などにはどうしようもない地銀があります。
それらに比べればスルガはやはり優等生です。
株価も500円台まで下がりましたが、処分が発表されたことで「悪材料出尽くし」からしばらくは反発するでしょう。次の節目は中間決算でどれだけ「貸倒引当金」を積み増すかに注目しています。
しかし、法人向けの融資ではなくあくまで個人向けのローンですからそもそもこれが「不良債権」なのか金融庁にも分からない可能性があります。
個人ローンの貸倒で倒産した銀行はないと思います。
これらの理由を考えると「破綻」はあり得ないシナリオです。
どこか大きな銀行が資本業務提携するくらいで終わるのではないでしょうか。
とんでもない銀行でしたが、座して死を待つ状態なのに企業や個人に融資しない「金融排除」を行っている地銀よりははるかにましです。
スルガの株を500円台で仕込んでいる人は多いかと思います。
引き続き様子を見ていこうと思います。