捨てられる銀行シリーズ第三作「未来の金融」を読む。年度内で最大の仕事を終え転勤に備える。トルコリラは堅調を維持。
みなさんこんにちは。
2月ももう17日ですね。
いや~早い。早いですよ。1~3月は。
早く終わってほしいですね~。
年度で最大の仕事を終わらせました。久しぶりに本気出しました。
決算集中ですから、ほぼ毎日午前様。
これが毎日なら10年くらいで死んでしまうでしょう。
転勤できそうですので、もう二度とこんな仕事をすることはないでしょう。ヒャッホーです。
転勤先はどこかわかりませんが、温泉と海があるところがいいですね~。
転勤してしまえば5年くらいはダラダラとすごして早期退職募集に備えようかと思います。本給×定年までの年数とかもらえたら最高ですね~。すぐに応募します。そんなに好条件ではないかもしれませんが・・・。
さて今週はこちらの本を読みました。
地銀というビジネス終わってますね。
というか地銀の経営者のほとんどが終わっているというところでしょうか。
地銀の収益を圧迫する日銀の低金利政策は終わりが見えません。
なぜなら国債の金利を上げたら国家予算がくめなくなるからです。
アメリカやヨーロッパとは違います。
低金利はまだまだおわりませんよ。
マイナス金利ですから預金を預かるとなんとマイナスになります。
意味不明な時代が到来しているわけですが、地方のエリートや元財務官僚の地銀幹部のほとんどはなにも手を打っていません。
無能だからでしょう。
株主がとっととやめさせないと大変なことになりますよ。
こちらの本ではスルガ銀行の不正融資にも触れています。
達成不可能なノルマと支店長、執行役員の麻生氏のパワハラで組織のモラルが崩壊したことが描かれています。
3流の人間達が組織をたたき壊したわけですね。
「パワハラ野郎を出世させた罰だ!ざまあみやがれ」と思いますが、こんな会社はいくらでもあります。
組織の中で自分が信じたことを貫くのは大変な苦痛を伴います。
ナチスドイツによるユダヤ人へのホロコーストでも主犯と傍観者が大勢いました。
欧州ではその反省から悪行の傍観者は主犯とほぼ同罪であると認識している人が多い印象です。スルガの経営陣は傍観者だったのでしょう。利益さえ出るならパワハラなんて知ーらない。という。
そういったことも考えさせられるビジネスマンにとっての良書でした。
著者の橋本さんには終わってる地銀の経営者たちをビシバシと追求して欲しいです。
わたしが法人を設立した際にいくつもの銀行に口座開設を拒否されました。
反社会的勢力との取引がウンタラカンタラという理由でした。
「ウソつけ、めんどくさいだけだろ」と思いましたよ。
この国の金融排除は本当にひどいですねえ。
バブル時代は反社会的勢力への野放図な融資で不良債権問題を引き起こしたくせに・・・。
反社会的勢力っておたくら銀行もじゃないの?と疑念が湧きますね。
「おわってるなこの連中」と考えていましたが、この本を読んで納得するところが多々ありました。
わたしのビジネスはきちんと利益を出し、返済を滞りなく続け、確実に利息を納めています。
ビジネスチャンスをみすみす見逃しておいて、低金利だから経営が苦しい?
救う価値はないですね・・・。
さて、トルコリラですがS&Pの格付けも無難で、波乱なしの状況が続いています。
10万円スタートで現在純資産10万5621円。
いまポジション解消すれば5621円の利益です。
悪くないです。
100万いれていれば5万6210円です。
5万円を稼ぐのは大変なことです。
引き続き、スワップ生活を続けようと思います。