インドネシア・バリ島の不動産詐欺
おはようございます。
詐欺師が許せない男です。
毎日新聞に以下のような記事が載っていました。
バリ島不動産詐欺で逮捕
インドネシア・バリ島での不動産投資などの名目で不正に出資を募ったとして、千葉地検と千葉県警の合同捜査班が4日、同島を拠点に日本人向けの不動産事業などを展開する「アスナグループ」傘下の会社役員の男ら7人を出資法(預かり金の禁止)違反の容疑で逮捕する方針を固めた。すでに数人を逮捕した。
捜査関係者によると、男らは2018年1月ごろまでの数年間、必要な許可がないにもかかわらず、バリ島の土地への出資とグループ傘下の銀行への定期預金口座開設を勧め、千葉県などの男女約百数十人に計10億円超を出資させた疑いが持たれている。総額約14億円を集めていたとみられる。
同グループは土地への投資と定期預金をセットにした商品などを取り扱い、出資を募る際には元本保証と年10%の高配当をうたっていた。ただ、出資者との間で、配当金の遅延や解約に応じないといったトラブルも相次いでいたという。
ホームページによると、同グループは20002年にインドネシアでの不動産事業を開始。信用組合や銀行、コンサルティング会社も傘下にあった。ホームページは現在閉鎖されている。【斎藤文太郎、秋丸生帆】
だそうです。
アスナグループ。どっかで聞いたような聞かないような。
怪しすぎですが、こんな詐欺にお金を払ってしまったら大変です。
詐欺師は刑務所に行きたくないので、和解を申し入れてきます。
元本はすべて返せないけど、すこしずつ返金しますというパターンです。
出資者は少しでも返金されたらと思って和解します。
これも詐欺師の狙いです。和解してしまえば、起訴されない可能性が高まります。
そして無罪放免です。
そして新たな詐欺会社を立ち上げます。
これが詐欺師たちの世界です。
被害者が「絶対許さない」「塀の中に行け」と和解を拒否しなければ永遠に被害者が生み出されます。悪循環ですね。
詐欺師たちは新法人を立ち上げる際には弟子の名前を使い、自分が背後にいることが分からないようにします。
もう一つの特徴はよく芸能人や元プロスポーツ選手などを広告塔に利用します。
みなさまもくれぐれもご注意ください。
詐欺師は舌を切られる刑くらいがちょうどよいのではと願う男