スルガ銀行についての考察1
土曜日です。
久々に土曜に休みです。
狂った会社、早く辞めたいです・・・。
昨日、スルガ銀行の不正融資に対する第三者委員会の調査結果が公表されました。
やはり、パワハラとパワハラ人材、彼らの所行を放置した無能な経営陣がせっかくの事業モデルに支えられた高収益を破壊したことが明らかになりました。
もったいないですね。パワハラごときで会社を危機にさらすなんて。
調査報告書はネットで公表されているので少し読みましたが、営業現場での罵詈雑言がすごいですね。
「ビルから飛び降りろ」
「おまえの家族ミナゴロシ」
もう、強要や、脅迫ですね。刑事事件です。
わたしだったら、録音して警察に被害届を出すか、検察に告発します。こんな会社に相談しても無駄ですから。自分の身は自分で守ります。
行員のみなさんもよくこんな会社に勤めていたなあと感心します。
絶対、嫌です、こんなブラック企業(笑)
今年のブラック企業大賞をあげたいところです。
とは言うものの、スルガ銀のビジネスはリスクを取った優秀なものもありました。
母子家庭の方に住宅ローンを融資したり。
転職の多い外資系の高給サラリーマンや、起業したばかりの社長にもメガバンクや地銀が貸さないので、住宅ローンを融資しました。
いわゆる「金融排除」を受けた層に手をさしのべたのですから、わたしはその点は評価しています。
スルガの急成長の背景には、大手銀行などの金融排除があったことは間違いありません。
地銀なんて必要なの?という意見も書きましたが、この大手の「金融排除」という問題を社会は忘れてはいけないと思います。
わたしの太陽光法人なんて門前払いですから(笑)
いまは立派に毎月キャッシュフローを生み出してるんですけど・・・。
また、この問題はシェアハウスが発火点でしたが、こんなものに融資した投資家についてはまったく同情できません。
なんの調査もせずに、うさんくさい相手を信用して投資したことは愚かとしか思えません。まさに自業自得です。
スルガ銀自体は、首都圏の富裕層向け各種個人ローンが強く、破綻するとはまったく思えません。増資やどこかに買われる可能性がありますが、顧客は富裕層であり、個人ローンが不良債権化するのは、おそらく3・2兆円の貸出資金のうち、最高でも数千億円でしょう。
貸倒引当金を正しく処理すれば5年後には復活しているかもしれません。株価は2000円台からいまや500円台ですが、仕込み時だという投資家も多くいます。
数年後に1000円を回復している可能性はあると思います。
ほかにも思うところが多々あるのですが、今日はこのくらいにしておきます。
とりあえずこの問題から得た教訓は、パワハラやりそうな奴は会社を破壊するので雇ってはいけないということですね。
わたしが経営者だったらパワハラ人材には部下を任せません。
人財の時代が到来するわけですから、そういう人間はデータ入力など他人と接触しない職場に配置します。会社の成長にパワハラ人間は必要ありません。
社畜日記