ケフィア破産
ケフィア事業振興会が破産申し立てを行い手続きが始まりました。
こんな怪しい会社、更正できるわけないので事業を処理するには破産しかないでしょうね。
経営者の個人資産を押さえるには破産は必要なのですが、個人資産も0に偽装されていることでしょう。
こういう怪しげな投資をしてしまった人は悲惨です。
スルガ銀行のシェアハウスも似たり寄ったりですが、まだあちらには土地があります。建物はどうしようもないジャンクですが、土地がありますのでケフィアのように投資した資金がゼロになることはないのです。
詐欺かどうかという点は、当局の捜査が入らなければ断定できませんが、限りなく黒に近いと予想します。
こういったものに投資する前に誰かに相談すればよかったのに・・・。
と思いますが、セミナーとかで熱くなると投資しちゃうんですよね。
さらにお年寄りは意固地ですから「おれの判断が間違っているはずはない」と思い込んでしまい周囲の聞く耳を持たなくなってしまいます。
日本で金融資産を持っているのはほとんど65歳以上ですので、お年寄りの情報弱者を狙ったこういう悪徳詐欺ビジネスはまだまだ続くと考えられます。
みなさまも大切なご家族の資産を守るため、家族の会話の中で、詐欺について話題にされることをお勧めします。そうすれば、年老いた両親が訳のわからない投資話に引っかかる危険性が低減するでしょう。
わたしもよく両親にわたしの会社に投資しないかと話をします。
一切出資してくれませんが、それくらいがちょうどよいかと思います。
自力で使用人階層から脱出できるレベルの大人に育ててくれたのですから、感謝しています。
東京はまた灼熱地獄